節水だけじゃない！シャワーヘッドを交換するメリット5選

シャワーヘッドといえば、コマーシャルでも通販でも節水効果をアピールすることがほとんどです。しかし、実際はそれ以外にも魅力的なメリットがいくつもあることは意外に知られていません。

そこで今回は、シャワーヘッドを交換するメリットについて節水以外の5つのメリットを紹介します。

節水効果は確かに期待できるメリット

シャワーヘッドを交換すると、確かに節水効果が期待できます。シャワーヘッドの多くは、水流を工夫し、少ない水でも十分な水流を確保することができます。

これによって使う水量を節約することができるので結果として節水効果が期待できるでしょう。シャワーを浴びることが多い夏の時期は、特に節水効果を実感できるでしょう。さらに家族が多い世帯ほど、その恩恵を感じやすいようになっています。

実際、シャワーヘッド交換の節水効果をアピールするケースでは、家族4人の場合では、と単身世帯ではない世帯をモデルケースに節水効果を紹介しているのが特徴です。

ただ、注意点として節水機能がついていないシャワーヘッドも存在するので、シャワーヘッド交換をすれば全て節水機能がついているというイメージは持たない方が良いかもしれません。

節水以外にもシャワーヘッド交換はメリットがあります。モデルにもよりますが、主に次の5つのメリットが挙げられます。

まず、ガス代や電気代が節約できます。お湯を節水するということは、お湯を作るためのガスや電気といったエネルギーを節約できることを意味します。

節水効果を発揮すればするほど必要なガス代や電気代が浮いてくるのです。商品紹介ではわかりやすい水道代で表現していますが、実はこれらの費用の節約も期待できます。

通常のシャワーヘッドだと痛いという方が意外に多くいます。実際通常のシャワーヘッドの中には水流の強さを重視し、蛇口をひねりすぎると痛みを感じるくらい針のような水流になるものも少なくありません。

一方、シャワーヘッドを交換することでそのような痛みを感じる水流ではなく、汚れを優しく洗い流してくれる作用が期待できます。

シャワーヘッドには付加機能として水の粒が小さくなったり、空気を含ませた水にしたりといった能力を持っています。これらの機能によって刺激が少なくなるだけでなく、より効率的に汚れを取り除いたり、血行をよくするマッサージ効果も期待できるものがあります。

節水できるだけでなく洗浄力やターンオーバーの促進といった付加機能によって美容効果も期待できる点もメリットです。

交換用シャワーヘッドの中には手元ストップ機能がついているものも少なくありません。手元ストップ機能のボタンを押すことで、手元でシャワーを出したり止めたりできます。この機能によって無駄にシャワーの水やお湯を出すことなく、必要な時に必要な量のシャワーが浴びれるのです。

全てのシャワーヘッドについているわけではありませんが、残留塩素の除去機能がついているものもあります。この機能を使うと、石鹸の泡立ちがよくなったり、肌の刺激が軽減されてアトピーや敏感肌の方でも気持ちよくシャワーが浴びれます。

このようなメリット以外にも付加機能によってメリットをアピールしているものもあるので、確認してみましょう。

メリットの多いシャワーヘッドですが、交換するにあたって工夫したいこととして次の3つを紹介します。

まず、交換しやすいシャワーヘッドにしましょう。モデルによってはホースも交換が必要になるケースもあるので、なるべく工具を用意しなくてもそのまま交換できるものを選ぶのがおすすめです。

また、交換する前のシャワーがシャワーヘッドとホースが一体化している場合やバランス釜タイプのシャワー、台所用の瞬間湯沸かし器、さらにはあまり流通していないKVK、MYM、ガスター（東京ガス）などのホースは注意です。

これらはそもそも交換できないか、業者がホースごと交換しなければならないか、別途アダプターを探して購入する必要があります。

寒い日はお風呂に入りましょう。そうすると節水のメリットが内容に思えますが、シャワーヘッド交換で必要な湯量が減るため、体を温めにくくなるデメリットが出てきてしまうからです。たくさん浴びれば温まりますが、そうなると節水効果がなくなってしまうこともあります。

シャワーヘッドは高額なものも少なくありません。数万円を超えるものもあります。そういったモデルを購入すると、期待も高まりやすくなってしまうため、後々失望することすらあります。まずは買っても損を感じないようなシャワーヘッドを購入して試してみましょう。

シャワーヘッドはつい、節水に目が行きがちですが、実際は他にも多くのメリットがあります。

それらのメリットも十分体験できるので、まずは気軽に買えるモデルから試してみることをおすすめします。