意外と知らない!シャワーヘッドとシャワーホースのお手入れと交換方法
- 2019.06.20
- シャワーヘッド
バスルームには欠かせないシャワーヘッドですが、あまりにも当たり前にあるがゆえに意外と注目される機会がありません。
昭和の時代にはシャワーがある家のほうが少数派でしたがバブル時代以降は急速に普及が進み、今ではどのご家庭のバスルームでもみかける当たり前の設備となっています。
シャワーヘッドのお手入れ
多くのご家庭では浴室は一生懸命掃除されていてもシャワーに関してはほとんどそのままです。泡のついたスポンジで表面を洗う程度で特別な手入れはしていないご家庭が多いのですが、実はシャワーヘッドは見えない部分汚れがたまりやす行ことは意外と知られていません。
シャワーヘッドの水が出る部分には細かい穴がたくさん空いています。実はこの穴は汚れが詰まりやすく、きちんと手入れしてやらないと目詰まりを起こして水流が弱くなってしまいます。シャワーの汚れの原因は石鹸やシャンプーの糟屋飛び散ったアカ汚れなどによるもので、目視ではわからないレベルでもちゃんと確認すると何らかの汚れが付着していることがほとんどです。
シャワーヘッドの汚れは細かい毛の歯ブラシなどで磨いてやるとよく落ちます。細い穴の奥まできっちり入り込んで汚れをかき出すので、使い古した歯ブラシを使って定期的にシャワーの吹き出し口を掃除してやると清潔な状態を保てます。
吹き出し口がネジ止めされているタプのシャワーヘッドは取り外して内部を洗うことができます。ネジは簡単に外れるので不慣れな女性でも難しくありません。すき間から入り込んだ汚れで内部は意外と汚れているのでしっかり綺麗に洗いましょう。
シャワーホースのお手入れ
シャワーをお手入れするならヘッドだけでなくホースもきちんと手入れしましょう。ほとんどのシャワーホースは表面が防水、防汚加工されており汚れやすい敵が付着しにくくなっています。基本的な手入れは浴室を掃除するときに一緒に表面の汚れを磨けば十分です。
注意が必要なのは浴室の大敵である黒カビへの対処です。表面に付着しているカビの胞子は日常の掃除でしっかり落とせますが、カビの洗い残しがあるとホースの内部にまで胞子が浸透し頑固な根を張ってしまいます。
内部に入り込んだ黒カビは斑点状の黒ずみを作りますが、しっかりと根を張ったカビは表面を風呂用洗剤で洗う程度では落とせません。掃除にはカビ専用洗剤が必要です。
古いシャワーはDIYで交換可能
シャワーが古くなってしまったら新しいものに交換する必要があります。リフォーム業者や水道工事業社にシャワーの交換を依頼すると3万円以上かかりますが、DIYで自分で交換すれば費用は部品代のみで済むのでずっと安上がりです。
シャワーなんて自分で交換できるの?と思われますが、シャワーの交換はそれほど難しい作業ではありません。基本的な手順に従って作業すればDIY初心者でも問題なく交換可能です。シャワーは部品の企画があるので一致する部品さえ用意できれば驚くほど簡単な作業で新しいものに交換できます。
古いシャワーをていねに手入れしながら使い続けるのもいいですが、長く使い続ければ呼称のリスクはどんどん高まります。シャワーが壊れてしまうと水漏れの対応などで大変な労力が発生してしまいます。安心してシャワーを使い続けたいのならまだ使えるうちに新しいものへと交換したほうが確実です。
シャワーヘッドを交換する
シャワーヘッドの交換はとても簡単です。
まずは古いシャワーヘッドを取り外します。ヘッドとホースを繋ぐジョイントをしっかりと握って固定したらヘッドを反時計回りにひねってください。少し力を入れればネジが緩んで簡単に取り外せます。古いシャワーだと硬くなっていることもありますが外すのに特別な工具などは必要ありません。
古いヘッドの取り外しに成功したら新しいヘッドを取り付けます。シャワーヘッドには規格があり同じ規格のヘッドならメーカーを問わずどんなタイプでも取付可能です。新しいヘッドをジョイント部分に時計回りにねじ込めば交換完了です。
一部の外国製シャワーヘッドは日本の規格に適合していないものがあります。事前に取り付け口の規格を確かめてから購入してください。
一つ注意が必要なのが防水パッキンのチェックです。シャワーの種類によってはヘッドとホースを繋ぐジョイント部にOリングと呼ばれるゴム製の防水パッキン部品が組み込まれています。
パッキンを付け忘れるとジョイント部から水漏れしてしまうので、新しいヘッドを取り付ける時忘れないでください。パッキンはゴム製で劣化しやすいので、ヘッドを交換するときに合わせて新しいものと取り替えておくと安心です。
シャワーホースを交換する
シャワーホースの交換も要領はほとんどヘッドと同じです。浴室の水栓に取り付けられたホースをひねって取り外し、新しいホースを取り付けるだけで簡単に交換できます。
ホースの取り付け口も規格化されています。規格が異なるホースを取り付けるには専用のアタッチメントが必要なので、新しいホースを購入する前に水栓の規格を確認しておきましょう。不安なときは型番を調べてメーカー純正の交換用シャワーを購入すると安心です。
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