お風呂のシャワーの水圧が弱い時に試すべき3つの方法
- 2016.07.01
- シャワーヘッド
お風呂に入って、シャワーを浴びようとしたら、水圧が弱い・・イライラしますよね。今回は自力でできるシャワーの水圧が弱い時の改善方法を紹介します。
止水栓は開いていますか?
まず、止水栓が開いているか確認しましょう。大体、混合栓の根本当たりにあることが多いです。マイナスドライバーを使って確認しましょう。
一番単純なことですが、水圧が弱い弱いと騒いだ挙句、止水栓が全然開いていなかった・・なんて話が意外と多いのも事実です。
ストレーナーを掃除してみよう!
ストレーナーとは、液体中のゴミなどを取り除くもので大体メッシュ状になっていてそこで例えば配管のサビ等のごみを取り除くような仕組みになっています。
簡単に言うとフィルターのようなものです。このストレーナーにごみが詰まっていると、水をせき止めてしまい水圧が弱くなります。
吐水口、シャワーヘッド、混合栓のお湯側と水側にこのストレーナーがあることが多いです。手で回すことで取れる場合もありますが、プライヤーやマイナスドライバーを使えば簡単にストレーナーを取り出すことができます。注意しなければならないのは必ず止水栓を止めてから作業することです。忘れると水が噴き出てきて大変なことになります。
ストレーナーを取り出してみて歯ブラシなどで軽く水洗いするだけでOKです。
ここまでやって水圧に変化がなければ、混合栓自体の問題か、給水配管の破損等原因はいろいろありますが、専門業者に相談するのが一番早いですかね。
シャワーヘッドの清掃方法
シャワーヘッドを外して水の勢いを確認してみて下さい。根元から十分な圧力の水が出ているのならシャワーヘッドの穴の目詰まりが原因となっている可能性があります。シャワーヘッドの穴に白くて固い石のようなものが詰まっていませんか?
白くて固い石のようなものは水垢です。この水垢がシャワーヘッドの穴をふさいでしまっていることが、シャワーの水圧が弱い原因となります。水垢とは、水中に含まれるカルシウムやミネラル、マグネシウムなどの残留物です。
水垢の成分はアルカリ性です。アルカリ性の汚れに効果があるのは酸性の洗剤です。酸性洗剤の代表と言えばサンポール。シャワーヘッドを取り外し、サンポールに10分程度漬け込むことで固かったスケールがかなり柔らかくなるので針等を使って清掃しましょう。
注意点は、塩素系洗剤と混ぜないことです。有毒ガスが発生します。最後に水でよく洗い流して清掃終了です。サンポールは少し酸が強いので心配な人はクエン酸やお酢でも代用できます。それでもダメならシャワーヘッドを交換するしかないですね。
やれることはやってそれでもダメなら交換か修理
シャワーの水圧が弱いときは、上記の3つを試してみて下さい。それでもダメなら交換か修理しかありません。
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