水道代が高額になったら水漏れのサイン!早めに修理を!

水道代が高額になったら水漏れのサイン!早めに修理を!

水周りと一言に言いますが、ここは、人が生きていくために根源的に大切な処です。人は水がないと生きていけません。現在、水道菅が各家庭に届いていて、水道のインフラは当たり前のようになってしまっていますが、水道管は、案外、天災に弱く特に地震などが起こりますと、破損して水漏れが起ります。

先日の熊本地震の時も、水道管の破損で水周りが整っていないために、帰宅できなかった多くの被災者がいました。地震での水道管の破裂は、ダイナミックに起ってしまうと分りやすいのですが、亀裂ができている程度ですとじわじわと流れ発見しにくい事例も多いようです。ただ、水道代がいつもより高額になったリしていたら、漏水があると予測して専門業者に相談するといいでしょう。

水道代が高額になったら、水漏れのサイン!

とはいえ、一口に水周り修理といっても多岐にわたっていて、蛇口の場合と水道菅などの亀裂の場合などがあります。地震などが起こると水道管の亀裂が入り、そこから水漏れが始まるケースもありますが、多くは、蛇口の金属疲労による接続部分の漏れなどが該当します。

こうした程度で漏れが少ない場合は、気付かないケースすらありますが、マンションなどの集合住宅で水漏れが起り、万一階下に被害が出たりすると、損害賠償の対象にもなりますから気をつけなければなりません。

また、放置していると、水道代がビックリするほど高額になってしまうケースもあります。そういう意味で、たかが水漏れ、されど水漏れです。少しでも、水漏れに気付いたら、専門業者に依頼して早めの修理をする必要があるでしょう。

蛇口交換の目安は10年をメドに

こうした水周り修理に関しては、大抵の人は何とか部品交換で直そうとするのですが、蛇口の水漏れは、蛇口ごと交換してしまった方がお得と言えるかもしれません。というのも蛇口のレバー式蛇口の寿命は、およそ10年といわれます。

メーカーでも、蛇口の補修部品を用意しているものの、10年をメドに打ち切るケースが多いですし、また、10年という歳月の中で合併したりしている会社も少なくなく、部品が手に入らず修理できないといったケースも多々見られます。

種類が豊富でステキな海外部品を望む方もいますが、海外部品ともなれば、部品自体も高額でしょう。しかし、いざ、組み立ててみると国産の規格に合わないケースもあります。そうなると、どうしようもありません。

また、10年以上も経っている蛇口だとすでに痛みやすくなっているため、組み立て終了後に、再度水漏れするケースもみられます。こうした背景をいろいろ考慮すると、蛇口交換については、部品で変えるより新品の蛇口に交換してしまった方が修理の手間と時間が省けるでしょう。

節約型シャワーヘッドにすると35%も節水

かつては、ひねらなければならなかった蛇口も、どんどん進化しています。洗面所やキッチンなどで水を頻繁に開閉する場所では、タッチスイッチの蛇口やオートストップ機能付きの蛇口も普及してきています。こうしたものを使用すれば、節水効果も上がります。

この蛇口は、レバーにタッチすると水が出る仕組みなので、必要以上の水量を出しすぎることがありません。また、浴室の蛇口は、最新の節水型シャワー蛇口にすれば、35%も節水ができるものもあります。また、クリック機能をプラスしたシャワーヘッドもあり、こちらは手元操作で水の出し止めを調節できるので、より一層節水効果が期待できます。

このように蛇口の水トラブルは、時間と手間を考慮すると交換してしまうことをお勧めします。蛇口ごと交換すれば、この先10年は使用できますし、時間と節水ということを秤にかければ、最新式のものを使用したほうが、節約になるかもしれないのです。