放っておくと配管が破裂するかも!給湯器の定期チェックは絶対に必要

放っておくと配管が破裂するかも!給湯器の定期チェックは絶対に必要

エコキュートや電気温水器、ガス給湯器すべてに共通する問題があります。それは、配管の破裂です。特に危険なのが出湯側の配管ではなく、給水側の配管です。

ストレーナで配管の定期メンテナンスを!

現在では、水道水の品質管理が徹底され、水道水に含まれる不純物が非常に少なくなっています。水道水の不純物というと、カルシウムやマグネシウム、有機物が一般的ですが、現在では少なくなったものの、配管に詰まるゴミはあります。そこで、定期的にストレーナと呼ばれる網目のメンテナンスが必要です。

給水側の配管に余計な圧力が加わり、経年劣化で配管が破裂する可能性が高まります。また、最近では家庭内に設置される蛇口も分水栓から混合栓が主流になり、給湯器側の出水が制限されることがあります。

そのため、給湯器本体に接続されている配管に圧力が加わり、こちらも破裂する可能性が高まります。そして、エコキュートや電気温水器、ガス給湯器を使用する上で危険なのは、地下水の利用です。

業務用エコキュートを製造・販売するメーカーでは地下水の利用を推奨していなことがあります。これは、カルシウムやマグネシウム、有機物が多く、配管の詰りや熱交換器の詰りに直結するため、配管の破損以上に問題があります。

メンテナンスパックへの加入がおすすめ

特に熱交換器を破損した場合、交換や修理費用が非常に高く、日常的な点検とメンテナンスが重要です。エコキュートの場合、メーカーのメンテナンスパックが提案されることがあります。このメンテナンスパックは、絶対に加入をおすすめします。

基本的にゴムパッキン1つの交換でも出張費用や工賃、部品代が請求されます。部品代は非常に安いものの、出張費用や工賃は非常に高額です。万が一、支払い金額に納得がいかない場合、支払いを拒否することも出来ますが、基本的に裁判所へ訴訟を起こされる可能性があります。

毎日使用する給湯設備は、1日でも使用不能となると非常に不便なのでメンテナンス費用を削減しただけで、給湯器本体を買い替える必要があります。

一般的に、製造側に瑕疵が無い限り給湯設備が破損した場合は1年程でメーカー保証が切れます。そのため、メーカーのメンテナンスパックに加入することで、保証期間が延長されます。

また、エコキュートや電気温水器を使用する場合、寒冷地では非常に注意が必要です。配管の断熱は一般的に行われるものの、熱交換機に使用される液体がただの水だったりします。これは、購入時点でどちらを選択するか必ず確認されます。

その際に、必ず不凍液を使用してください。基本的に東北地方や氷点下になる地域は、不凍液以外を使用した場合、給湯器内の熱交換器が破損します。この場合は、設備本体を完全に交換になるので大きな出費になります。

また、給湯器本体が雪に埋もれた状態は決しておすすめしません。この場合、配管に断熱をしたとしても機器内部の配管が凍結し、破損する可能性がありますので注意が必要です。

水回りは日頃のメンテナンスが重要

その他、お湯を出そうとした際にエアーの抱き込みが多い場合は注意が必要です。配管へ過剰圧力が掛かっているだけでなく、パッキンや配管のシール材が劣化している可能性があります。このような症状が続く場合は、販売店またはメーカーへメンテナンス依頼をおすすめします。

私自身、エコキュートや電気温水器を製造・販売するメーカーで品質保証を行った経験がありますが、水回りのメンテナンスと定期点検は非常に重要です。不具合の多くは、ユーザーの誤った使用や説明書を読まなかったり、メンテナンスの放置が原因です。安いものではないので、使用する際は十分注意する必要があります。