毎日使うからこそ、流し台は自分に合ったものを選ぼう

毎日使うからこそ、流し台は自分に合ったものを選ぼう

水回りの事を気にするようになったのは、結婚して、家事をたくさんこなすようになってからでした。実家にいるときは、家事を手伝ったことはあるにしても、一日に何回もお茶碗洗いをすることもなかったですし、一人暮らしをしていた時も、自分の食べたお茶碗を洗う程度だったので、それほど流し台のことを気にしたことはありませんでした。

彼氏と同棲するようになってから、もっと流し台が広かったら、茶碗を洗う時も、もっと便利なのに、と思うようになり、結婚して子供ができてからは、お茶碗を洗う量も格段に増え、流し台の広さはもちろん、蛇口の長さや蛇口から出る水の量なども気になるようになりました。

子供を産んでから、仕事を辞めて専業主婦になってからは、朝昼晩のご飯の準備からお片づけ、場合によっては子供のおやつを作るときにも洗い物が出ます。

2人目が産まれてからは、ミルクを作ったり哺乳瓶を洗ったりもしますし、自分はもちろん、上の子も手を洗ったりもします。流し台も、これだけ回数が増えると、使い勝手が家事を楽にすると痛感してきます。

私は、旦那さんの転勤で色々な物件に住んだので、流し台も色々なものを使ってきました。使いやすかったのは、蛇口の開け閉めは上下式のものでした。閉めた時もほとんど締め方がゆるくてポタポタと水が垂れることもないですし、ワンタッチで出したり止めたりするのが、回数も多くなるとほんとに便利です。

また、ボタン式でシャワーになるのも便利でした。ヤカンに水を入れるときなどは、普通の出方のほうが入れやすいですし、やはり洗い物をするときは、シャワーになったほうが、少ない水が広い面積に当たるので、水の節約にもなりますし、速くきれいに流すことができます。

また、ノズルがホース式になって自在に伸びるものもありましたが、流し台が広くなると、流し台自体を洗うときに隅々まで水をかけて流せたので、お掃除が楽々でした。

今住んでいる物件は少し築年数の経った古い物件なのですが、昔の人用に作られているせいか、流し台が低めで、少し腰をかがめなければならず、背の高い私にとっては、何度も洗っていると腰に負担がかかってきます。

また、ノズルが少し短いのもあって、腰を曲げないと届かないのと、ノズルが短いと、水が蛇口の根元付近に飛び散って、洗った後に水浸しになり、布巾でふき取ったりと面倒です。実家で母がやっていたのですが、ノズルを2㎝ほど工事で伸ばすこともできるそうで、少しノズルが伸びただけで腰への負担も減るし、水の飛び散り方もだいぶ軽減されてました。