意外で経済的なお風呂場の赤カビ予防法

意外で経済的なお風呂場の赤カビ予防法

お風呂場掃除で主婦が悩まされるものといったらカビがそのひとつにあげられるでしょう。黒カビであればカビハイターなどで退治しますよね。なかなか汚れが取れません。刺激臭も辛いものです。

赤カビであれば一応スポンジでこすったら取れます。…が、発生頻度が高い困りもの。今回は赤カビの予防法についてお話させていただきます。

赤カビの発生を阻止してくれるもの

赤カビの発生を阻止してくれるもの

赤カビ…それはちょっと掃除をサボったら、タイルの目地や隅にたちまちコンニチハしてしまう憎いヤツです。赤カビの発生を何とか阻止出来ないものか。はい、出来るんです!そのために必要な材料はミョウバンたった一つだけ。そうです、世界最古のデオドラント剤として使われているアレです。

勿論ウニの保存やナス漬けの色を良くする為に食品添加物としても使われているため、人体には無害で、もちろんカビハイターのような危険性や刺激臭もありません。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心して使えます。

値段は30g100円〜500g400円程でそう高いものではありません。むしろ安い位です。薬局のオジサマに言えば笑顔であいよ!と出してくれます。

ミョウバン水で赤カビを予防

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さあ、ミョウバンを手に入れた後は、早速ミョウバン水を作りましょう。ご自宅のいらないペットボトルでもスプレーボトルにでも何でもいいので、溶かしたミョウバンを入れた水を作ります。はい、それだけです。シンプル過ぎます。

割合の基本は、500mlの水に大さじ1くらいです。大さじ1が約8g、500gのミョウバンですと500mlで62本のミョウバン水が作れます。効果を高めたい場合ちょっと濃度を上げても構いません。10gにしても500mlが50本。市販の洗剤を買うより非常にコスパが高いです。

そうしてこのミョウバン水を、毎日のお風呂終いにまんべんなく振りかけてください。特に目地や四隅、排水溝辺りは念入りに。壁にしたい場合は、床に近い場所の壁に、ミョウバン水を含ませたペーパータオルを貼ってください。スポンジ自体にスプレーしても、防カビ効果はあります。

ミョウバンの消臭効果、菌の繁殖を抑える効果により、赤カビが発生しにくい清潔なお風呂場が保たれ、掃除がぐっとらくになるはずです。注意点は1度作ったミョウバン水は、出来れば冷蔵庫保存で1〜2週間で使い切ってください。

余談ですが、ミョウバン水を脇や足、耳の後ろにスプレーすると体臭が気にならなくなり、顔に使っても炎症を抑え毛穴を引き締める後悔があるので、余りそうなら体に使ってもいいですね。

どうでしたか?イマイチ使い所が謎であったミョウバン、実はとっても働き者なんです。これを機に、ミョウバンで清潔お風呂ライフを楽しんでください。